あなたが想像する「職人」と、多くの人が考える「天ぷら」は、もしかすると全然違うのかもしれない。そうやって想像すると、ちょっぴり不思議だね。

三日月が山に隠れ日が昇る

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喜んで話す彼女と穴のあいた靴下

振り返ると、小学校入学から、高校生までそんなに向学心を持って生活していなかった。
友達が集中して学習していても、自分は課題で出された内容をひたすら行うといった感じだったように思う。
それでも、大学に入学してから自分の好きな分野の勉強に変わると、内容がするすると頭に入るようになった。
そして、社会に出て、見習い期間を経て責任のある業務になると、今度は頑張って勉強せざるを得なくなった。
疲れたなど考える暇もなく、とにかく勉強する期間が続いた。
勉強続きの期間をしばらく体験すると、次は学校時代に怠った学習をやり直したいと考えるようになった。
そして、同じように思っている人が友人に何人もいる。

泣きながら熱弁する兄さんとわたし
夏休みも2週間くらい過ぎた頃の夕暮れ時。
「缶ケリ」で鬼になってしまった少年は、とてもお腹をすかせていた。
捕らえても捕らえてもカンを蹴られて捕虜が脱走するので、もはや今日の缶蹴りは終わらないんじゃないかとため息をついた。
へとへとに遊び疲れて家まで戻ると、ドアを開ける前に、今日の夕飯が何かわかった。
とても美味しそうなカレーの匂いに、少年は「よっしゃ!」と叫んだ。

無我夢中で踊る家族と壊れた自動販売機

ひとり娘とのふれあいをとればとるほど、わが子はものすごく私につきまとってくれるようになる。
一歳までは、会社の仕事がたいそう激務で、会うことが珍しかったため、珍しくふれあっても慣れてくれなかった。
実の父でありながらと切ない思いだったが、会社の仕事が激職だからと見切らずに、つねに、休日にお散歩に連れ歩くようにした、抱えても、お風呂でも泣かれないようになった。
このごろ、朝、出かけていく時、私が居なくなることが悲しくて泣いてくれるのが嬉しい。

雨が上がった仏滅の昼に読書を
ショップ店員さんって絶対勤まらないなど考えるのは私だけだろうか。
出勤の度に、抜かりなく着飾らないといけない。
私なんて、出張で働くときはスーツ着ればいいし、化粧だって簡単でそれでよし。
遊びに行くときは、自分で満足する服装を選べばいいし、在宅で何かをするときはワンピース一枚で問題ない。
なので、おそらく、服を売るなんて商売には、向かないと思う。
服を買おうとしていると、店員さんがやってきて、ファッションポイントや合わせ方を語ってくれる。
どうしてもそれに緊張してしまい、買わずに逃げてしまうのだ。
これも、店員さんって出来なさそうと思う事の大きい理由の一つだ。

どんよりした祝日の午後は食事を

MCで有名な人が引退記者会見することで、TVでうるさいぐらい報道しているが、非常にすごいなと思う。
次回の日本の総理がどなたに決まるかという内容より報道では順序が速かった。
どなたが日本の総理になっても変わらないって思う人も大変存在するし、それより、MCで有名な人が芸能界をいきなり引退というのが影響がでるということですかね。

そよ風の吹く火曜の日没にカクテルを
友人の両親が梅干し屋さんとの事。
天神に本社があり、上海に支社もあり、関西の方に工場がある。
各都道府県にたまに、数人で組んだグループで試食会をするらしい。
夜中、こんな話を聞いていると、食べたくなった。
「梅干し食べたい」と言ったら、もちろん!と出してくれた。
ここで食べた梅干しが、人生で一番美味しかった。
なんと、さっそく梅干しを注文してしまった。

ノリノリで自転車をこぐ弟とよく冷えたビール

お盆やすみが間近になって、とうろう流しなどの行事が近郊で遂行されている。
ほど近くのイベント会場では、竹や木で作ったとうろうが置かれていた。
近辺のイベント会場では、晩に電気のライトは付けられてなくてなくて、キャンドルの光だけなのは、ものすごく素敵だった。
竹や木の中でキャンドルが灯っており、繊細な灯りになっていた。
癒される灯火が周囲の木々を明るくしていてたいそう素敵だった。

ひんやりした木曜の夕暮れは足を伸ばして
作家の江國香織の作品に出る主役は、どことなくクレイジーである。
例えば、落下する夕方の華子。
あと、がらくたの柊子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの持っている性質を、極端に表現した形なのだろうか。
一番クレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかすると迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、逗子や草加に引っ越しをする。
「あのひと」を絶対に忘れないよう、絶対会えると確信して。
挙句の果てにママは現実を生きていないと娘に告げられるが、彼女にはそこまでピンとこない。
この部分が、この小説の最高にクレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子にはあまり座れないけれど神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど魅力的でちょっと弱々しいヒロインが大好きだ。

喜んで泳ぐ子供と冷めた夕飯

見とれるくらい素敵な人に出くわしたことがありますか?
実は一度ありました。
バスの中で20代前半くらいの女性。
女性の自分ですが、ドキドキしてしまいました。
どれくらいケアをしているか、という本人の努力もあると思います。
だけど、それ以外でにじみ出るオーラは多分ありますよね。
日本には素晴らしい人がたくさんいるんだなーと思いました。

一生懸命歌う子供とあられ雲
江國香織の小説に登場する主人公は、陰と陽を持ち合わせていると思う。
旦那意外との恋愛を悪としない。
けれど、運命的に大切に思っているのは旦那さんだけのただ一人。
このような主人公がよく登場するような気がします。
旦那意外との恋愛を陰だと考えれば、本命は陽。
たまに別人が入ったように陰が現れる。
旦那意外との恋愛に関する考えは置いておいて、そのストーリーのヒロインを凝視する。
自分の中にもう一つの愛や見かたが姿を見せることもある。

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